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第30回日本川崎病学会・学術集会プログラム

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スケジュール
10日
(日)
8:00~ 受付開始
8:50~9:00 開会挨拶
9:00~9:40 一般口演 疫学 [O-01~O-04]
9:40~10:10 レクチャー1
10:10~10:50 一般口演 病因 [O-05~O-08]
10:50~11:30 一般口演 症例1 [O-09~O-12]
11:30~12:20 特別講演1
12:20~13:40 ランチョンセミナー1 [LS1~LS6]
13:40~14:15 総会・川崎賞授与式
14:30~15:00 一般口演 治療1[O-13~O-15]
15:00~15:50 一般口演 治療2[O-16~O-20]
15:50~17:10 Wine/Cheese & Poster Session [P-01~P-29]
17:10~19:00 イブニングセミナー [ES-1~ES-6]
11日
(月)
8:30~9:10 一般口演 検査 [O-21~O-24]
9:10~9:40 一般口演 症例2[O-25~O-27]
9:40~10:10 レクチャー2
10:10~10:50 一般口演 病態1[O-28~O-31]
10:50~11:30 一般口演 病態2 [O-32~O-35]
11:30~12:20 特別講演2
12:20~13:40 ランチョンセミナー2 [LS7~LS10]
13:40~14:30 Refreshment & Poster Session [P-30~P-49]
14:30~16:50 シンポジウム [S-01~S-11]
16:50~17:00 閉会挨拶
第1日目 10月10日(日)  1F アネックスホール
受付開始   8:00~
開会挨拶
8:50~
9:00
第30回日本川崎病学会学術集会 会頭
京都府立医科大学大学院医学研究科小児循環器・腎臓学 教授 濵岡 建城
一般口演 [疫学]
9:00~
9:40

座長:鮎沢 衛 日本大学

O-01

第20回川崎病全国調査における4主要症状以下例の冠動脈障害の検討

Prevalence of CAL in incomplete KD with less than 5 principal symptoms; result from the 20th nation wide survey

1)
日本赤十字社医療センター小児科、
2)
京都第二赤十字病院、
3)
自治医科大学公衆衛生学

○土屋 恵司1)、今田 義夫1)、今井 庸子1)、麻生 誠二郎1)、薗部 友良1)、清沢 伸幸2)、屋代 真弓3)、中村 好一3)

O-02

不全型川崎病での冠動脈異常発症の危険因子の検証:第20回川崎病全国調査結果より

Cardiac lesions of incomplete Kawasaki disease in Japan:the nationwide survey of 2007-2008

1)
自治医科大学 医学部医学科 第6学年、
2)
自治医科大学医学部 公衆衛生学教室、
3)
日本赤十字医療センター 小児科

○須藤 大輔1)、物部 芳郎1)、屋代 真弓2)、上原 里程2)、土屋 恵司3)、薗部 友良3)、中村 好一2)

O-03

急性期及び急性期以降での川崎病の冠動脈病変の変化とその傾向:
第20回川崎病全国調査より

Changes of cardiac lesions due to Kawasaki disease in acute phase and post-acute phase:
the 20th nationwide survey.

1)
自治医科大学医学部医学科第6学年、
2)
自治医科大学医学部 公衆衛生学教室

○物部 芳郎1, 2)、須藤 大輔1)、上原 里程2)、屋代 真弓2)、中村 好一2)

O-04

6ヶ月未満に発症した川崎病に関する検討

Kawasaki Disease in Infants Younger Than 6 Months of Ages

九州厚生年金病院 小児循環器科

○鵜池 清、岸本 小百合、宗内 淳、高橋 保彦、城尾 邦隆

レクチャー1
9:40~ 10:10

座長:薗部 友良 日本赤十字社医療センター

共催:万有製薬株式会社

川崎病の疫学:全国調査から分かったこと

薗部 友良 自治医科大学公衆衛生学教室

一般口演 [病因]
10:10~ 10:50

座長:野村 裕一 鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科

O-05

川崎病の病因の推察:dysbiosis の妥当性と問題点

Kawasaki Disease Arises from the Dysbiosis of Young Children

1)
神戸市立医療センター中央市民病院 小児科、
2)
日本赤十字社医療センター 新生児科、
3)
静岡県立こども病院 循環器科

○冨田 安彦1)、廣田 篤史2)、宇佐美 郁哉1)、宮越 千智3)、岡藤 郁夫1)、山川 勝1)、 春田 恒和1)

O-06

遺伝子多型解析を用いた川崎病発症に関する宿主因子の検討

Genetic analysis of gene polymorphisms related to the onset of Kawasaki disease

1)
九州大学大学院医学研究院成長発達医学分野、
2)
福岡市立こども病院・感染症センター

○池田 和幸1)、水野 由美2)、原 寿郎1)、山村 健一郎1)、永田 弾1)、松尾 知子1)

O-07

川崎病罹患感受性と相関するCASP3遺伝子多型の同定

Common variants in CASP3 confer susceptibility to Kawasaki disease

1)
理化学研究所 ゲノム医科学研究センター 循環器疾患研究チーム、
2)
東京女子医科大学 八千代医療センター 小児科、
3)
和歌山県立医科大学 小児科、
4)
東邦大学医療センター大森病院 小児科、
5)
千葉大学大学院 医学研究院 小児科
6)
国際医療福祉大学リハビリテーション学部
7)
自治医科大学公衆衛生学
8)
千葉大学大学院医学研究院公衆衛生学

○尾内 善広1)、寺井 勝2)、鈴木 啓之3)、佐地 勉4)、安川 久美5)、濱本 邦洋6)、中村 好一7)、羽田 明8)

O-08

Data Mining 法による川崎病の遺伝子多型解析

Analysis of Kawasaki Disease Polymorphism by Data Mining Method

1)
日本医科大学 小児科、
2)
日本赤十字医療センター小児科、
3)
京都府立医科大学大学院医学研究科発達循環病態学、
4)
国際医療福祉大学リハビリテーション学部

○深澤 隆治1)、阿部 正憲1)、渡邊 誠1)、薗部 友良2)、濵岡 建城3)、濱本 邦洋4)、 上砂 光裕1)、勝部 康弘1)、小川 俊一1)

一般口演 [症例1]
10:50~ 11:30

座長:松裏 裕行 東邦大学医療センター大森病院

O-09

生後1か月で発症し、多彩な経過をたどった川崎病の1例

Various symptoms in a one-month-old girl with Kawasaki disease

近畿大学 医学部 小児科学教室

○丸谷 怜、篠原 徹、今岡 のり、井上 智弘、三宅 俊治、竹村 司

O-10

入院直後より解熱したにもかかわらず冠動脈拡大を来たした川崎病の3例

3 cases of Kawasaki disease with coronary artery dilatation, fever was alleviated just after hospital admission.

倉敷中央病院 小児科

○林 知宏、荻野 佳代、脇 研自、新垣 義夫

O-11

川崎病遠隔期に冠動脈瘤を生じた2例

New coronary aneurysms in the late period of Kawasaki disease

新潟大学大学院 医歯学総合研究科 内部環境医学講座 小児科学分野

○小澤 淳一、鈴木 博、長谷川 聡、沼野 藤人、渡辺 健一、羽二生 尚訓、鳥越 司、内山 聖

O-12

川崎病血管炎が顕在化する際の好中球の役割:興味深い症例の検討

The acute vasculitis of Kawasaki disease manifested by neutrophilic migration from blood vessel

金沢医科大学 小児科

○北岡 千佳、中村 常之、小栗 真人、秋田 千里、岡田 直樹、犀川 太

特別講演1
11:30~ 12:20

座長:佐地 勉 東邦大学医療センター大森病院

共催:バイエル薬品株式会社

日本における冠動脈疾患治療のエビデンス
~抗血小板療法を中心に~

小川 久雄 熊本大学大学院循環器病態学 教授

ランチョンセミナー1
12:20~ 13:40

座長:鈴木 啓之 和歌山県立医科大学

阿部  淳 国立成育医療センター研究所

共催:株式会社ベネシス

川崎病の病因解明の最前線

1)
水谷 哲也 国立感染症研究所 ウイルス第1部
2)
黒田  誠 国立感染症研究所 病原体ゲノム解析センター
3)
西尾 壽乗 九州大学医学部 小児科
4)
阿部  淳 国立成育医療センター研究所 免疫アレルギー研究部
5)
野村 裕一 鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 小児科学分野
6)
鈴木 啓之 和歌山県立医科大学 小児科学教室
総会/川崎賞受賞式   13:40~ 14:15
一般口演 [治療1]
14:30~ 15:00

座長:寺井 勝 東京女子医科大学八千代医療センター

O-13

微生物由来分子による冠動脈炎に対する高濃度IgGの炎症抑制効果について

Anti-inflammatory effects of high-dose IgG on pathogen-associated molecules-induced coronary arteritis

1)
(独)国立成育医療研究センター研究所 免疫アレルギー研究部、
2)
株式会社ベネシス

○松田 明生1)、斎藤 博久1)、棟近 公司2)、阿部 淳1)

O-14

川崎病類似マウス血管炎モデルにおける抗TNF-α療法の血管炎抑制効果

Histological study about effect of anti-TNF-alpha therapy for arteritis in animal model of KD.

1)
東邦大学 医療センター大橋病院 病理診断科、
2)
東邦大学薬学部臨床病態学・病態解析学研究室、
3)
東京薬科大学薬学部免疫学教室、
4)
東邦大学医療センター大森病院小児科、
5)
千葉大学大学院医学研究院免疫発生学・炎症制御学

○大原関 利章1)、横内 幸1)、儘田 洋2)、武藤 里志2)、三浦 典子3)、大野 尚仁3)、 佐地 勉4)、鈴木 和男5)、定本 清美2)、高橋 啓1)

O-15

川崎病類似マウス血管炎モデルにおけるMizoribinの有効性

Effectiveness of Mizoribin treatment to arteritis of murine model of KD

1)
東邦大学医療センター大橋病院 病理診断科、
2)
千葉大学大学院医学研究院 免疫発生学・炎症制御学、
3)
東京薬科大学 薬学部 免疫学教室、
4)
東邦大学医療センター大森病院 小児科、
5)
呉共済病院

○高橋 啓1)、大原関 利章1)、長尾 朋和2)、富澤 一夫2)、横内 幸1)、山田 仁美1)、 大野 尚仁3)、佐地 勉4)、岡崎 富男5)、鈴木 和男2)

一般口演 [治療2]
15:00~ 15:50

座長:石井 正浩 北里大学

O-16

冠動脈内血栓に対する血栓溶解療法の全国調査結果

A result of nationwide survey for the thrombolytic therapy of coronary aneurysm thrombus.

1)
順天堂医院 小児科、
2)
越谷市立病院 小児科、
3)
日本医科大学 小児科

○原田 真菜1,2)、秋元 かつみ1)、大高 正雄1)、織田 久之1)、佐藤 圭子1)、大槻 将弘1)、高橋 健1)、稀代 雅彦1)、清水 俊明1)、小川 俊一3)

O-17

免疫グロブリン大量療法を行わなかった川崎病患児の検討

A high incidence of coronary artery abnormality was observed in KD patients treated without IVIG.

1)
鹿児島市医師会病院、
2)
鹿児島大学医学部 小児科

○益田 君教1)、野村 裕一2)、森田 康子1)、江口 太助2)

O-18

難治性川崎病に対する治療戦略:メチルプレドニンパルス併用療法の有用性

The efficacy and safety of methylprednisolone combined therapy for refractory Kawasaki disease

北里大学 医学部 小児科

○緒方 昌平、扇原 義人、本田 崇、木村 純人、中畑 弥生、石井 正浩

O-19

IVIG不応例に対する血漿交換を含めた川崎病急性期治療プロトコールの提言 ― 過去4年間144例の検討より ―

Suggestion of Kawasaki Disease acute therapeuic protcol for immunogloblin refractory cases

兵庫県立塚口病院 小児集中治療科

○高原 賢守

O-20

当院における川崎病の急性期治療成績

Treatment and management for acute Kawasaki Disease in my hospital

京都第二赤十字病院 小児科

○清沢 伸幸

イブニングセミナー この症例をどうする? ~対策と解決法を考える~
17:10~ 19:40

座長:小川 俊一 日本医科大学

鎌田 政博 広島市民病院

ES-1

冠動脈瘤破裂をきたした乳児川崎病の1例

Rupture of coronary aneurysm in infant Kawasaki disease

1)
群馬県立小児医療センター 循環器科、
2)
群馬大学医学部 小児科、 3)東邦大学医療センター大橋病院 病理部

○池田健太郎1)、小林 富男1)、下山 伸哉1)、関 満1)、小林 徹2)、高橋 啓3)

ES-2

川崎病巨大冠動脈瘤血栓閉塞の1例

A Case of acute myocardial infarction by thrombus in a giant anuerysm after Kawasaki disease

日本医科大学 小児科

○阿部 正徳、渡辺 誠、大久保 隆志、上砂 光裕、深澤 隆治、勝部 康弘、小川 俊一

ES-3

25㎜の超巨大瘤を有する心筋梗塞既往女児例に対する今後の対応

A school-girl case of super giant aneurysm (have a diameter of 25mm) with myocardial infarction

近畿大学小児科

○篠原 徹

ES-4

3枝の巨大冠動脈瘤および右冠動脈閉塞を認めた8ヶ月男児の一例

An 8 month old boy with giant coronary artery aneurysm at all coronary arteries and RCA obstruction

独立行政法人国立病院機構香川小児病院 循環器科

○宮城 雄一、高橋 昌志、寺田 一也、太田 明

ES-5

巨大冠動脈瘤・狭窄性病変を合併し、治療方法に難渋している1女児例

A complicated case with giant aneurysms and stenotic lesions of Kawasaki disease

1)
橋本市民病院 小児科、
2)
社会保険紀南病院 小児科、
3)
和歌山県立医科大学 小児科

○垣本 信幸1)、渋田 昌一2)、末永 智浩3)、武内 崇3)、鈴木 啓之3)、吉川 徳茂3)

ES-6

3枝巨大冠動脈瘤合併後の残存狭窄病変により遠隔期に心機能低下を来たしている症例

A case of cardiac dysfunction developed long-term after complicated stenotic lesions subsequent to 3-vessel giant aneurysm

静岡県立こども病院 循環器科

○金 成海、宮越 千智、佐 藤慶介、鈴木 一孝、濱本 奈央、戸田 孝子、満下 紀恵、 新居 正基、田中 靖彦、小野 安生

コメンテーター:石井 正浩 北里大学

横井 宏佳 小倉記念病院

落  雅美 日本医科大学

第1日目 10月10日(日)  ポスター会場
ポスター [疫学・その他]
15:50~ 17:10

座長:中川 雅生 滋賀医科大学

P-01

和歌山県における川崎病症例悉皆調査から算出した疾患罹患率

Kawasaki Disease, Incidence rate

1)
和歌山県立医科大学 医学部 公衆衛生学教室、
2)
和歌山県立医科大学 医学部 小児科学、
3)
社会保険紀南病院 小児科、
4)
自治医科大学 医学部 小児科学、
5)
昭和大学 横浜市北部病院 循環器センター

○北野 尚美1)、鈴木 啓之2)、武内 崇2)、末永 智弘2)、渋田 昌一3)、南 孝臣4)、 上村 茂5)、竹下 達也1)

P-02

川崎病の既往は成人期の動脈硬化リスク因子と関連するか

Association between a history of Kawasaki disease and risk factors for atherosclerosis in adulthood

自治医科大学 公衆衛生学

○上原 里程、屋代 真弓、中村 好一、柳川 洋

P-03

川崎病(KD)のtriggerは花粉であろう(第8報)2010年東京都定点報告KD発症 累計数は、過去23年間最大のflu流行の影響で年間合計数が71人に激減した09年の前年3年間続いた年間100人以上の発生レベルに回帰する動態である

The trigger of Kawasaki disease(KD)is pollens(No8). KD patient No. in Tokyo IDWR 2010 show dynamics returning to 06-08

1)
皮膚科学疫学研究所、
2)
(独)理研横浜研究所、
3)
(独)科学技術振興機構

○粟屋 昭1,2,3)

P-04

小児冠動脈内径標準値作成のための多施設共同研究

Development of Coronary Arterial Internal Diameter Standards for Children in Japan

1)
独立行政法人 国立成育医療研究センター研究所、
2)
NTT東日本札幌病院小児科、 3)倉敷中央病院小児科、
4)
京都府立医科大学小児循環器腎臓科、
5)
日本医科大学小児科、
6)
国立成育医療センター第一専門診療部循環器科、
7)
群馬大学医学部小児科、
8)
東邦大学医療センター大森病院小児科、

○坂本 なほ子1)、布施 茂登2)、新垣 義夫3)、濵岡 建城4) 、小川 俊一5) 、賀藤 均6) 、小林 徹7) 、佐地 勉8)

P-05

当科における川崎病一日心臓検査とドロップアウト症例の検討

Feasibility of Half-a-day Evaluation System for Cardiac Sequelae in Kawasaki Disease for Long-term Management

日本大学医学部 小児科学系小児科学分野

○金丸 浩、住友 直方、唐澤 賢祐、阿部 百合子、市川 理恵、松村 昌治、宮下 理夫、鮎沢 衛、岡田 知雄、麦島 秀雄

P-06

川崎病重症冠動脈障害のドロップアウト3例

Three Cases With Severe Coronary Complications Once Dropping out of Continual Follow-up for Kawasaki Disease

日本大学医学部 小児科学系小児科学分野

○河村 研吾、住友 直方、唐澤 賢祐、阿部 百合子、松村 昌治、宮下 理夫、金丸 浩、鮎沢 衛、岡田 知雄、麦島 秀雄

ポスター [症例1]
15:50~ 17:10

座長:松島 正氣 社会保険中京病院

P-07

大量の心嚢液貯留により2度の心嚢ドレナージを施行した 巨大冠動脈瘤合併川崎病の一例

A case of Kawasaki disease with large coronary aneurysm that needs twice surgical drainage for pericardial effusion.

独立行政法人国立病院機構 香川小児病院 循環器科

○高橋 昌志、宮城 雄一、寺田 一也、太田 明

P-08

洞不全症候群をきたしたFontan手術後の川崎病の一例

A postoperative case of Fontan procedure, who became Sick Sinus Syndrome caused by Kawasaki Disease

北里大学 医学部 小児科

○本田 崇、中畑 弥生、扇原 義人、金子 忠弘、木村 純人、緒方 昌平、石井 正浩

P-09

川崎病急性期に上室性頻拍を併発した1例

A case of Kawasaki disease with supraventricular tachycardia

東邦大学医療センター大橋病院小児科

○中村 孝裕、二瓶 浩一、磯貝 典子、那須野 聖人、藤原 順子、山口 佳世、 関根 孝司

P-10

川崎病後冠動脈病変に対する抗凝固療法施行中に大腿直筋内膿瘍を発症した1例

Rectus femoris intramuscular abscess in a patient with Kawasaki disease during antithrombotic therapy

1)
千葉市立海浜病院 小児科、
2)
千葉大学大学院 医学研究院 小児病態学

○藤田 真祐子1)、地引 利昭1)、安川 久美2)

P-11

Infliximab投与後に伝染性単核球症を発症した川崎病男児例

A case of Kawasaki disease who developed infectious mononucleosis after infliximab therapy

東邦大学 医療センター 大森病院 小児科

○監物 靖、嶋田 博光、中山 智孝、松裏 裕行、佐地 勉

P-12

ガンマグロブリンとインフリキシマブに不応性の川崎病に対するシクロスポリン療法

Cyclosporin therapy for Kawasaki disease resistant to IVIG and infliximab

山形大学医学部 小児科

○鈴木 浩

ポスター [治療1]
15:50~ 17:10

座長:白石裕比湖 自治医科大学とちぎ子ども医療センター

P-13

多機能川崎病クリティカルパスの導入と効果について

Multiple Critical Pass of Kawasaki Disease

国立病院機構 小倉医療センター 小児科

○竹中 聡

P-14

当科で川崎病急性期治療を行った患児での大阪スコアと群馬スコアの比較検討

Comparison between Osaka score and Gummma score

of the patients with kawasaki disease admitted in our hospital

市立豊中病院 小児科

○川上 展弘、宮田 憲二

P-15

血漿交換療法におけるサイトカインの動向

Changes in serum cytokine levels during plasma exchange in patients with Kawasaki disease

1)
国立成育医療研究センター 第一専門診療部 腎臓・リウマチ・膠原病科、
2)
国立成育医療研究センター 総合診療部、
3)
国立成育医療研究センター 第一専門診療部 循環器科、
4)
国立成育医療研究センター 第一専門診療部 感染症科、
5)
国立成育医療研究センター 研究所 免疫アレルギー研究部

○藤丸 拓也1)、伊藤 秀一1)、小穴 慎二2)、賀藤 均3)、齋藤 昭彦4)、阿部 淳5)

P-16

川崎病の血漿交換療法

Plasma exchange for Kawasaki disease

名古屋第二赤十字病院 小児科

○岩佐 充二、横山 岳彦

P-17

川崎病類似マウス血管炎モデルの血管炎成立過程におよぼす抗TNF-α療法の影響

Effect of anti TNF-alpha therapy on sequential histological change of arteritis in animal model of KD.

1)
東邦大学 医療センター大橋病院 病理診断科、
2)
東邦大学薬学部臨床病態学・病態解析学研究室、 3)東京薬科大学薬学部免疫学教室、
4)
東邦大学医療センター大森病院小児科、 5)千葉大学大学院医学研究院免疫発生学・炎症制御学

○大原関 利章1)、横内 幸1)、儘田 洋2)、武藤 里志2)、三浦 典子3)、大野 尚仁3)、 佐地 勉4)、鈴木 和男5)、定本 清美2)、高橋 啓1)

P-18

胸水貯留を合併した川崎病5例:血中VEGFによる検討

5 cases of Kawasaki disease complicated by pleural effusion:The role of serum vascular endothelial growth factor

北里大学 医学部 小児科

○扇原 義人、緒方 昌平、本田 崇、木村 純人、中畑 弥生、石井 正浩

ポスター [検査]
15:50~ 17:10

座長:白石裕比湖 自治医科大学とちぎ子ども医療センター

P-19

川崎病急性期における尿中β2ミクログロブリンの測定意義

Urine beta-2-microglobulin in Kawasaki disease.

倉敷中央病院 小児科

○荻野 佳代、土本 啓嗣、林 知宏、脇 研自、新垣 義夫

P-20

川崎病自己抗体を利用した新規診断マーカー

Autoantibody of Kawasaki disease as a novel diagnostic marker

北里大学 薬学部 生化学講座

○服部 成介

P-21

小児負荷心筋シンチにおけるアデノスキャン負荷が及ぼす刺激伝導系への影響と 安全性について

Effect and Safety by the Adenoscan at the stress myocardial scintigraphy in children

1)
岐阜県総合医療センター 小児循環器内科、
2)
岐阜県総合医療センター RI室

○面家 健太郎1)、寺澤 厚志1)、金子 淳1)、太田 三恵子2)、小川 知博2)、後藤 浩子1)、桑原 直樹1)、桑原 尚志1)

P-22

冠動脈内径標準値曲線の比較

Comparison with several standard curves of coronary arterial diameter

1)
NTT東日本札幌病院 小児科、
2)
群馬大学医学部小児科、
3)
国立成育医療センター研究所成育社会医学研究部成育疫学研究室、
4)
倉敷中央病院小児科、
5)
日本医科大学小児科、
6)
国立成育医療センター第一専門診療部循環器科、
7)
京都府立医科大学小児循環器腎臓科、
8)
東邦大学医療センター大森病院小児科

○布施 茂登1)、小林 徹2)、坂本 なほ子3)、新垣 義夫4)、小川 俊一5)、賀藤 均6)、濱岡 建城7)、佐地 勉8)

P-23

急性期川崎病患者の血清プロカルシトニン値

Serum procalcitonin concentration in patients with Acute Kawasaki disease

国立病院機構 福岡東医療センター 小児科

○古野 憲司

ポスター [病態]
15:50~ 17:10

座長:梶野 浩樹 旭川医科大学

P-24

Myocardial Function in Infant Kawasaki Disease

Myocardial Function in Infant Kawasaki Disease with Tissue Doppler Imaging

Kwandong University Health System Myongji Hospital

○Eun Lucy

P-25

川崎病におけるIVIG投与前のNT-pro-BNP値の検討

Analysis of NT-pro-BNP before IVIG theraphy in Kawasaki diseas

浜松医科大学小児科学教室

○岩島 覚

P-26

初診時に主要症状4項目以下であった川崎病の検討

A study of Kawasaki disease patients who have less than 5 principal symptoms at the first visit

1)
東京都立小児総合医療センター 総合診療科、
2)
東京都立小児総合医療センター 循環器科

○斎藤 純一1)、玉目 琢也2)、大木 寛生2)、三浦 大2)

P-27

川崎病重症度とITPKC遺伝子多型との関連性の分析

Analysis of the relationship between ITPKC polymorphism and the severity of Kawasaki disease

1)
和歌山県立医科大学小児科学教室、
2)
東京女子医科大学八千代医療センター小児科、
3)
理化学研究所・ゲノム医科学研究センター・循環器疾患研究チーム、
4)
社会保険紀南病院 小児科、
5)
千葉大学大学院医学研究院公衆衛生学

○鈴木 啓之1)、寺井 勝2)、尾内 善広3)、浜田 洋通2)、本田 隆文2)、末永 智浩1)、渋田 昌一4)、 武内 崇1)、吉川 徳茂1)、鈴木 洋一5)、羽田 明5)

P-28

川崎病による“心筋炎”と急性心筋炎との比較

Comparison between myocarditis due to kawasaki disease and acute myocarditis

1)
長岡赤十字病院 小児科、
2)
国立循環器病研究センター 小児循環器科

○阿部 忠朗1)、津田 悦子2)

P-29

Do we have some predictors to recognize incomplete Kawasaki disease in infant?

Do we have some predictors to recognize incomplete Kawasaki disease in infant?

Kwandong University College of Medicine Pediatric Cardiology

○Eun Lucy

第2日目 10月11日(月)  1F アネックスホール
一般口演 [検査]
8:30~ 9:10

座長:上村  茂 昭和大学横浜市北部病院

O-21

川崎病と化膿性頚部リンパ節炎の超音波検査所見に関する検討

Ultrasonographic findings of cervical lymph nodes in Kawasaki disease and purulent cervical lymphadenitis

山口大学 大学院医学系研究科 小児科学分野

○平野 玲史、工藤 敬子、鈴木 康夫、竹川 剛史、市山 高志

O-22

成人川崎病冠動脈障害のMR Cardiac Imagingsの有用性

Utility of MRI for F/U or screening of coronary arterial lesions in adult patients with Kawasaki disease

1)
東京逓信病院 小児科、
2)
日本赤十字医療センター

○鈴木 淳子1,2)、北爪 勉1)、薗部 友良2)、土屋 恵司2)

O-23

川崎病による冠動脈瘤が退縮・縮小した病変のCT所見

Department of Pediatric Cardiology, National Cerebral and Cardiovascular Center

国立循環器病研究センター 小児循環器科

○五十嵐 岳宏

O-24

抗血小板薬の効果判定における全血凝集能測定法の有用性

Utility of Whole-Blood Aggregation in evaluating the effect of anti-platelet drugs late after Kawasaki Disease

京都府立医科大学 大学院医学研究科 小児循環器・腎臓学

○鈴木 千夏、八幡 倫代、濵岡 亜希子、藤井 麻衣子、小澤 誠一郎、濵岡 建城

一般口演 [症例2]
9:10~ 9:40

座長:岩佐 充二 名古屋第二赤十字病院

O-25

MERS(mild encephalitis/encephalopathy with a reversible splenial lesion)を 合併した川崎病の2例

Two examples of reversible splenial lesion of the Corpus Callosum with Kawasaki disease

1)
市立枚方市民病院 小児科、
2)
大阪医科大学 小児科、
3)
田辺・門林こどもクリニック

○小田中 豊1,2)、柏木 充1)、岸 勘太2)、奥村 謙一2)、森 保彦2)、田辺 卓也3)、 玉井 浩2)

O-26

明らかな川崎病の既往を有さずに左冠動脈主幹部の完全閉塞をきたした一例

Sixteen years old male who suffered from occlusion of left main coronary artery without history of Kawasaki disease.

聖マリアンナ医科大学 小児科

○後藤 建次郎

O-27

川崎病後急性心筋梗塞により形成された左室瘤に対し、冠動脈バイパス術と 左室形成術を施行した5歳男児例

A 5-year-old boy had CABG and left ventricular plasty for left ventricular aneurysm due to AMI after Kawasaki disease

1)
富山大学 医学部 小児科、
2)
富山大学 医学部 第一外科

○仲岡 佐智子1)、齋藤 和由1)、伊吹 圭二郎1)、小澤 綾佳1)、渡辺 一洋1)、市田 蕗子1)、宮脇 利男1)、日隈 智憲2)、深原 一晃2)、芳村 直樹2)

レクチャー2
9:40~ 10:10

座長:市田 蕗子 富山大学

共催:日本製薬株式会社

病態から見た治療戦略の構築 ~分子標的療法の可能性~

市山 高志 山口大学大学院医学研究科 小児科学分野

一般口演 [病態1]
10:10~ 10:50

座長:松原 知代 順天堂大学

O-28

川崎病急性期における末梢血樹状細胞数に関与するサイトカイン、ケモカイン

Change in Chemokines associated with the number of circulating Dendritic Cells in Acute phase of Kawasaki Disease

1)
久留米大学 医学部 小児科、
2)
久留米大学 循環器病研究所、
3)
久留米大学 高次脳機能研究所、
4)
聖マリア病院 小児科

○須田 憲治1,2)、岸本 慎太郎1)、高橋 知之3)、岡本 尚昌3)、横山 隆人4)、寺町 陽三1)、工藤 嘉公1)、家村 素史1)、松石 豊次郎1, 3)

O-29

サイトカインプロファイルからみた免疫グロブリン不応の川崎病に対する シクロスポリン治療の効果

Serum cytokine profiles under cyclosporine treatment in patients with refractory Kawasaki disease

1)
東京女子医科大学八千代医療センター小児科、
2)
国立成育医療センター研究所免疫アレルギー研究部、
3)
和歌山県立医科大学小児科、
4)
理化学研究所・ゲノム医科学研究センター、
5)
社会保険紀南病院小児科 6)千葉大学大学院医学研究院公衆衛生学

○浜田 洋通1)、寺井 勝1)、阿部 淳2)、鈴木 啓之3)、尾内 善広4)、本田 隆文1)、 末永 智浩3)、武内 崇3)、渋田 昌一5)、吉川 徳茂3)、鈴木 洋一6)、羽田 明6)

O-30

IVIG反応性を予測するバイオマーカーとしての真性多血症遺伝子(PRV-1)について

Polycythemia rubra vera 1 gene is a candidate biomarker to predict treatment failure in Kawasaki disease

1)
国立成育医療研究センター 研究所 免疫アレルギー研究部、
2)
東京女子医科大学八千代医療センター 小児科、
3)
国立成育医療研究センター 総合診療部

○阿部 淳1)、寺井 勝2)、小穴 慎二3)

O-31

川崎病急性期の単核球細胞における、マイクロRNAによるmRNAの発現制御の可能性について

MicroRNAs may control mRNA networks in circulating PBMCs during the acute phase of Kawasaki disease

1)
富山大学 医学部 小児科、
2)
富山大学生命科学先端研究センター、
3)
ユタ大学 小児科 心臓部門

○齋藤 和由1)、高崎 一朗2)、伊吹 圭二郎1)、小澤 綾佳1)、渡辺 一洋1)、廣野 恵一1)、ニール ボーレス3)、市田 蕗子1)、宮脇 利男1)

一般口演 [病態2]
10:50~ 11:30

座長:二瓶 浩一 東邦大学医療センター大橋病院

O-32

川崎病後冠動脈障害における微小循環障害の存在

Micro-vascular disturbance after Kawasakidisease

日本医科大学 小児科

○阿部 正徳、渡辺 誠、大久保 隆志、上砂 光裕、深澤 隆治、勝部 康弘、小川 俊一

O-33

動脈硬化初期病変における頚動脈内膜中膜複合体(IMC)のBモードテクスチャー解析(川崎病冠動脈障害例と健常例、高脂血症例との対比とモデルラットでの検証)

Textural change of intima-media complex in patients with Kawasaki disease and coronary artery lesions

1)
日本大学医学部小児科、
2)
のと小児科クリニック

○能登 信孝1,2)、阿部 百合子1)、宮下 理夫1)、金丸 浩1)、唐沢 賢祐1)、鮎沢 衛1)、 住友 直方1)、岡田 知雄1)、麦島 秀雄1)

O-34

冠状動脈瘤形成成人剖検例の臨床病理学的検討

Clinico-pathological study on cardiovascular sequelae of KD in adulthood

1)
東邦大学医療センター大橋病院 病理診断科、
2)
横浜桐蔭大学医用工学部

○高橋 啓1)、大原関 利章1)、横内 幸1)、山田 仁美1)、直江 史郎2)

O-35

川崎病成人期の問題点:循環器内科へ紹介となった成人例の分析から

The problems of Kawasaki disease in adulthood:what kind of patients are followed up by cardiologists?

広島市立広島市民病院 小児循環器科

○鎌田 政博、中川 直美、石口 由希子、板村 真司

特別講演2
11:30~ 12:20

座長:濵岡 建城 京都府立医科大学

共催:ファイザー株式会社

血管生物学の最近の知見 ~川崎病に関連して~

下川 宏明 東北大学大学院循環器病態学分野 教授

ランチョンセミナー2
12:20~ 13:40

座長:三谷 義英 三重大学

高橋  啓 東邦大学医療センター大橋病院

共催:帝人ファーマ株式会社

成人期川崎病既往者の冠動脈病変を見つめて
~集学的なエビデンスから~

1)
三谷 義英 三重大学 小児科
2)
横井 宏佳 小倉記念病院 循環器科
3)
三角 和雄 千葉西総合病院 心臓センター
4)
落  雅美 日本医科大学 心臓血管外科
シンポジウム 難治性川崎病の治療戦略
14:30~ 16:50

座長:賀藤  均 国立成育医療センター

座長:市田 蕗子 富山大学

[ 1 IVIG 反応性の予測マーカー ]
S-01

IVIG反応性予測モデル ~群馬リスクスコア~

A new model to predict IVIG non-responder: Gunma’s risk score

群馬大学大学院小児科学分野

○小林 徹

S-02

IVIG反応性予測マーカーについて

Prediction of non-responsiveness just after intravenous immunoglobulin in children with Kawasaki disease

東邦大学医療センター大橋病院小児科

○二瓶 浩一、山口 佳世、池田 周子、細野 稔彦、関根 孝司

S-03

免疫グロブリン治療不応例および冠動脈後遺症合併症例を予測する バイオマーカーの検討

A search for biomarkers to predict the failure to respond to IVIG and the incidence of coronary artery abnormalities

1)
国立成育医療研究センター 総合診療部、
2)
国立成育医療研究センター研究所 免疫アレルギー研究部、
3)
国立成育医療研究センター 内科系診療部 循環器科、
4)
国立成育医療研究センター 内科系診療部 腎臓・リウマチ・膠原病科、
5)
国立成育医療研究センター 内科系診療部 感染症科

○福田 清香1)、小穴 慎二1)、阪井 裕一1)、阿部 淳2)、賀藤 均3)、伊藤 秀一4)、 齋藤 昭彦5)、坂本 なほ子1)

S-04

バイオマーカーによる川崎病免疫グロブリン治療不応例の予測

Prediction of Immunoglobulin Unresponsiveness in Patients with Kawasaki Disease by Biomarkers

1)
日本医科大学 小児科、
2)
日本医科大学 小児科

○勝部 康弘1,2)、阿部 正徳1)、上砂 光裕1)、深澤 隆治1)、小川 俊一1)

S-05

IVIG反応性の予測マーカー ~酸化ストレスおよび抗酸化力指標~

Reactive oxygen metabolites(ROM)and biological antioxidant potential(BAP)in the acute stage of Kawasaki disease

京都府立医科大学 大学院医学研究科 小児循環器・腎臓学

○八幡 倫代、鈴木 千夏、濵岡 亜希子、藤井 麻衣子、小澤 誠一郎、濵岡 建城

[ 2 IVIG 不応に対する治療プロトコール ]
S-06

川崎病のグロブリン反応不良例に対する治療プロトコール ― グロブリン短期大量追加療法について ―

Therapy protocol for globulin-resistant cases ― Additional therapy of high-dose globulin in short interval ―

名古屋第二赤十字病院 小児科

○岩佐 充二、横山 岳彦

S-07

当院における免疫グロブリン不応例に対する治療戦略

The strategy of immune globulin resistant Kawasaki disease in single institution study

北里大学 医学部 小児科

○扇原 義人、緒方 昌平、本田 崇、木村 純人、中畑 弥生、石井 正浩

S-08

IVIG不応例に対する治療プロトコール ~シクロスポリンA療法~

Protocol for patients with intravenous immunoglobulin resistant Kawasaki disease ― Cyclosporin A therapy ―

1)
和歌山県立医科大学 小児科学教室、
2)
東京女子医科大学八千代医療センター小児科、
3)
社会保険紀南病院 小児科
4)
理化学研究所・ゲノム医科学研究センター・循環器疾患研究チーム、
5)
千葉大学大学院医学研究院公衆衛生学

○鈴木 啓之1)、寺井 勝2)、浜田 洋通2)、本田 隆文2)、末永 智浩1)、武内 崇1)、渋田 昌一3)、 吉川 徳茂1)、尾内 善広4)、鈴木 洋一5)、羽田 明5)

S-09

免疫グロブリン療法追加不応の川崎病に対するステロイドパルス療法

Steroid Pulse Therapy for Kawasaki Disease Unresponsive to Additional Immunoglobulin Therapy

東京都立小児総合医療センター 循環器科

○三浦 大

S-10

大量ガンマグロブリン不応症例に対する、インフリキシマブ・血漿交換療法による 「段階的治療法」の有用性

Efficacy of infliximab and/or plasma exchange therapy for patients intractable to intravenous immuno-globulin

横浜市立大学附属市民総合医療センター小児科

○森 雅亮

閉会挨拶   16:50~ 17:00
第2日目 10月11日(月)  ポスター会場
ポスター [症例2]
13:40~ 14:30

座長:篠原  徹 近畿大学

P-30

川崎病急性期に右冠動脈瘤が見逃された3症例

Three cases missed RCA aneurysm in acute stage in Kawasaki disease

国立循環器病研究センター 小児循環器科

○玉城 渉、津田 悦子、五十嵐 岳宏

P-31

川崎病快復期に陰嚢水腫を呈した4歳男児

Hydrocele in a 4-year-old boy with acute Kawasaki disease

千葉市立海浜病院 小児科

○地引 利昭

P-32

Fulminant Hepatitis with Atypical onset of Kawasaki disease

Fulminant Hepatitis with Atypical onset of Kawasaki disease

Kwandong University Health System Myongji Hospital

○Eun Lucy

P-33

A Case of Vitiligo After Kawasaki Disease

A case of Vitiligo after Kawasaki disease

Kwandong University Health System Myongji Hospital

○Eun Lucy

P-34

一過性脳梁膨大部病変と急性心筋炎を合併した川崎病の1例

Reversible Splenial Lesion of the Corpus Callosum in a Patient with Kawasaki disease

広島市立広島市民病院 循環器小児科

○板村 真司

ポスター [症例3]
13:40~ 14:30

座長:佐野 哲也 大阪厚生年金病院

P-35

ガンマグロブリン治療直後に、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)および播種性血管内凝固症候群(DIC)を合併した川崎病の3か月女児例

Kawasaki disease in a three-month-old infant with SSSS and DIC after intravenous immunoglobulin therapy

1)
千葉大学 大学院医学研究院 小児病態学、
2)
君津中央病院 小児科

○安川 久美1)、高田 展行1)、田島 和幸2)、東 浩二1)

P-36

Fontan術後早期に川崎病を発症した1例

A case of Kawasaki Disease in the early stage of post- Fontan operation

1)
富山大学医学部小児科、
2)
富山大学医学部第一外科

○堀江 貞志1,2)、斎藤 和由1)、伊吹 圭二郎1)、渡辺 一洋1)、種市 尋宙1)、市田 蕗子1)、宮脇 利男1)、日隈 智憲2)、芳村 直樹2)

P-37

血清フェリチン値を指標としてγグロブリン不応川崎病の治療を試みた1例

A gamma globulin resistant Kawasaki disease treatment according to serum ferritin

岩手県立一戸病院 小児科

○福盛田 修

P-38

近医処方のステロイドにより診断に難渋し、血液培養からサルモネラを検出した 不全型川崎病の1例

Case report of imcomplete Kawasaki Disease. Taking steroid and occult bacteremia made the diagnosis difficult.

神奈川県立汐見台病院

○金川 奈央、藤原 優子、小林 尚明、根本 総美

P-39

脳梁全体に可逆性病変を有する脳症を合併した川崎病の一例

A case of Kawasaki disease accompanied by encephalopathy with reversible splenial lesion

さいたま市民医療センター 小児科

○岡本 陽子、高見澤 勝

ポスター [治療2]
13:40~ 14:30

座長:三浦  大 東京都立小児総合医療センター

P-40

川崎病IVIG療法不応例に対するステロイドパルス療法併用IVIG療法の有効性の検討

A study on steroid pulse therapy for Kawasaki disease resistant to inital therapy

久留米大学 小児科学講座

○寺町 陽三、須田 憲治、工藤 嘉公、家村 素史

P-41

川崎病におけるインフリキシマブ療法前後のバイオマーカーの推移と 冠動脈病変合併の検討

The effects of Infliximab therapy on biomarkers and coronary artery lesion in Kawasaki disease

1)
国立成育医療研究センター病院 総合診療部、
2)
国立成育医療研究センター病院 循環器科、
3)
国立成育医療研究センター病院 腎臓・リウマチ・膠原病科、
4)
国立成育医療研究センター病院 感染症科、
5)
国立成育医療研究センター研究所 免疫アレルギー研究部

○益田 博司1)、小穴 慎二1)、土田 尚1)、阪井 裕一1)、賀藤 均2)、伊藤 秀一3)、 齋藤 昭彦4)、阿部 淳5)

P-42

免疫グロブリン療法追加に不応のため他院より紹介された重症川崎病の検討

A study of severe KD patients who were referred to our hospital because of non-responsiveness to IVIG therapy

東京都立小児総合医療センター 循環器科

○玉目 琢也、齋藤 純一、大木 寛生、三浦 大

P-43

第10-12病日に受診した川崎病患者に対してガンマグロブリンは投与すべきか? ― 第20回川崎病全国調査を用いた検討 ―

Is IVIG therapy effective for the 10 to 12th day KD patients? ― Results from the 20th nation wide survey ―

1)
自治医科大学 小児科、
2)
自治医科大学公衆衛生学

○南 孝臣1)、屋代 真弓2)、上原 里程2)、中村 好一2)、宮内 彰彦1)、佐藤 智幸1)、 岡 健介1)、片岡 功一1)、白石 裕比湖1)、柳川 洋2)

P-44

ヒト冠動脈血管内皮細胞における活性型ビタミンD3の細胞接着分子発現抑制作用

An inhibitory effect of 1 alpha, 25-dihydroxyvitamin D3 on cell adhesion molecule expression in HCAEC

山口大学大学院医学系研究科小児科学分野

○工藤 敬子、鈴木 康夫、平野 玲史、市山 高志

ポスター [検査・病態]
13:40~ 14:30

座長:吉林 宗夫 近畿大学奈良病院

P-45

川崎病における抗Peroxiredoxin2抗体の検討

Our research on anti-peroxiredoxin2 antibodies in patients with Kawasaki disease

1)
聖マリアンナ医科大学 難病治療研究センター 先端医薬開発部門、
2)
国立病院機構 金沢医療センター 小児科、
3)
高知大学医学部 小児思春期医学

○唐澤 里江1)、太田 和秀2)、藤枝 幹也3)、遊道 和雄1)

P-46

川崎病急性期における酸化ストレス動態

Dynamics of Oxidative Stress in the Acute Stage of Kawasaki Disease

京都府立医科大学 大学院医学研究科 小児循環器・腎臓学

○八幡 倫代、鈴木 千夏、濵岡 亜希子、藤井 麻衣子、小澤 誠一郎、濵岡 建城

P-47

川崎病冠動脈炎におけるTGFβ経路の関与について

Mechanisms of vasculitis mediated by the TGFbeta pathway in patients with Kawasaki disease

1)
カリフォルニア州立大学サンデイエゴ校 医学部小児科、
2)
東邦大学医療センター大橋病院病理診断科

○清水 智佐登1)、高橋 啓2)、大原関 利章2)、Burns Jane1)

P-48

川崎病急性期にみられる末梢血リンパ球減少について ― リンパ球数と血清フェリチン値との逆相関 ―

Inverse correlation between absolute lymphocyte counts and serum ferritin levels in acute phase of Kawasaki disease

済生会御所病院 小児科

○松永 健司

P-49

川崎病急性期にみられる末梢血好中球増多について ― 好中球数と血漿G-CSF値との相関 ―

Correlation between absolute granulocyte counts and plasma G-CSF levels in the acute phase of Kawasaki disease

1)
済生会御所病院 小児科、
2)
奈良県立医大臨床教授

○松永 健司1, 2)

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