川崎富作先生を偲んで　In memory of Dr Kawasaki

この度は心からお悔やみを申し上げます。

川崎富作先生に初めてお話しを拝聴したのは富山での学生講義の時でした。ウィットに富んだお話しの中に先生の川崎病にかける情熱と患者に対する温かいまなざしがふんだんに盛り込まれ、深く魅了された記憶があります。

川崎富作先生は2020年6月10日東京都内の病院にて老衰のため逝去いたしました。故人のご冥福をお祈りすると共に、謹んでご連絡申し上げます。

その後、細々と川崎病の研究を続けておりますが、学会で先生のお顔を拝見する度に、そのお姿で奮い立たされ励まされてきたことを今更ながら感じております。先生のお言葉を胸に刻んで前進して参りたいと思います。

安らかな眠りにつかれますよう、心よりお祈り申し上げます。